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酸熱トリートメントとは?縮毛矯正との違いを美容師が徹底解説

こんにちは!年間1500人以上の髪質改善を担当するECLART(エクラート)CEOの南裕大です。

朝晩が涼しくなり、髪のうねりやパサつきが気になり始める10月。

「湿気の季節が終わったのに、なぜか髪がまとまらない」

「クセが気になるけれど、縮毛矯正までは踏み切れない」

このようなお悩みをお持ちの30~40代の女性は少なくありません。

 

そんな方から近年よくいただくご質問が「酸熱トリートメントって縮毛矯正と何が違うの?」というものです。

どちらも"髪のうねりを整える"施術として知られていますが、仕組みも得意なことも実は大きく異なります。

違いを知らずに選んでしまうと、「思っていた仕上がりと違った」というミスマッチにつながることも……。

 

今回は、酸熱トリートメントとは何かという基本から、縮毛矯正との違い、それぞれに向いている髪質や目的、組み合わせ方まで、美容師の視点でわかりやすく解説していきます。

秋冬に向けて髪をまとまりやすく整えたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

なぜ今、酸熱トリートメントが注目されているのか

ここ数年、美容業界のトレンドとして「髪質改善」というキーワードが定着してきましたが、その中でも酸熱トリートメントは特に注目度の高い施術のひとつです。

背景には、髪の見た目の美しさだけでなく、日々の扱いやすさやまとまりの良さを重視する女性が増えていることがあります。

 

以前は「クセを直すなら縮毛矯正一択」という考え方が主流でしたが、縮毛矯正特有のぺたんとした質感やアイロンで伸ばしたような不自然さが気になるという声も少なくありませんでした。

酸熱トリートメントは、うねりを抑えながらも自然な動きやボリューム感を残せるため、「クセは気になるけれど、ふんわりとした自然な質感は残したい」という方に支持されています。

また、縮毛矯正に比べて髪への負担が少ないとされる点も、忙しい毎日の中で美容院に通う時間を確保しにくい30~40代の女性から選ばれている理由のひとつです。

 

酸熱トリートメントとは

酸熱トリートメントとは、代表的な髪質改善メニューのひとつ。

グリオキシル酸などの酸性成分と熱(アイロン)の力を使って、髪の内部に新しい結合をつくり出すトリートメント施術です。

一般的なトリートメントが髪の表面をコーティングして手触りを良くするのに対し、酸熱トリートメントは髪の内部構造にアプローチするのが大きな特徴です。

 

施術の流れとしては、まず酸性の薬剤を髪に塗布し、その後ドライヤーとアイロンで熱を加えていきます。

この熱の力によって、髪の内部に新たな結合が生まれ、うねりの緩和やハリ・コシの向上、ツヤ感のアップが期待できます。

1回の施術でも効果を感じやすく、繰り返し受けることで効果が積み重なっていくのも特徴です。

 

酸熱トリートメントは薬剤の力でクセを「伸ばす」というよりも、髪質そのものを内側から「整える」施術という位置づけです。

そのため、強いクセを完全にまっすぐにするというよりも、うねりをやわらげてまとまりやすくすることを得意としています。

パーマやカラーで繰り返しダメージを受けた髪、加齢によってハリ・コシが失われてきた髪にも取り入れやすい施術として、幅広い髪悩みに対応できるのも魅力のひとつです。

 

縮毛矯正とは

縮毛矯正は、クセやうねりのある髪をアルカリ性の薬剤とアイロンの熱の力でしっかりとまっすぐに伸ばす施術です。

髪の内部にあるタンパク質の結合を薬剤でいったん切り、まっすぐな状態でアイロンを通して熱を加えることで、新しい結合をつくり直します。

 

強いクセやうねりのある髪でも、直毛に近い質感に変えられるのが縮毛矯正の大きな強みです。

梅雨や夏の湿気の時期でも髪の広がりを抑えたい方、生まれつきの強いクセに悩んでいる方には特に向いている施術と言えるでしょう。

効果の持続期間も比較的長く、根元が伸びてくるまでの数ヶ月間、まっすぐな質感をキープできます。

 

一方で、薬剤の力が強い分、髪への負担も酸熱トリートメントに比べると大きくなりやすい傾向があります。

ダメージが気になる方は、事前のカウンセリングで髪の状態をしっかり見極めてもらうことが大切です。

 

酸熱トリートメントと縮毛矯正の違い

ここまでの内容を整理して、酸熱トリートメントと縮毛矯正の違いをまとめました。

 

違い

酸熱トリートメント

縮毛矯正

目的

「髪質を整える」こと

「クセを伸ばす」こと

仕上がり

うねりがやわらぎつつも自然な質感が残りやすい

まっすぐな質感になりやすい

髪への負担

酸性の薬剤で比較的負担が少ない

アルカリ性の薬剤を使うためダメージが出やすい

※酸性ストレートは比較的ダメージが少ない

向いているクセの強さ

軽度から中程度のうねり

強いクセやうねり

持続期間

1~2ヶ月程度

3〜6ヶ月程度

 

酸性トリートメントと縮毛矯正は、どちらが優れているというわけではなく、髪の状態や理想の仕上がりによって適した施術が異なるという点がポイントです。

 

酸性トリートメントと縮毛矯正はどちらを選ぶべき?

「結局どちらを選べばいいの?」という方は、クセや髪の悩みから施術メニューを選ぶことをおすすめします。

 

強いクセがあり、雨の日でも広がりを気にせずまっすぐな髪をキープしたい方には縮毛矯正が向いています。

反対に、クセはそれほど強くないけれど髪がパサついてまとまりにくい、ツヤが足りないと感じている方には、酸熱トリートメントの方が理想の仕上がりに近づきやすいでしょう。

 

また、「クセを伸ばしたいけれど、できるだけ髪への負担は抑えたい」という方には、まず酸熱トリートメントを試してみて、それでも満足できない場合に縮毛矯正を検討するという段階的なアプローチも可能です。

自己判断で決めつけず、髪質診断を受けたうえでプロに相談することが、後悔しない選択につながります。

 

梅雨や夏場の湿気でうねりが大きく広がってしまう方、根元からクセが強く出るタイプの方は縮毛矯正が向いています。

一方、うねりはそれほど強くないけれど、乾燥や紫外線でパサつきが目立つ方、髪全体のツヤ感やまとまりを底上げしたい方は酸熱トリートメントとの相性が良いでしょう。

 

東京の酸熱トリートメント・縮毛矯正が得意なサロン

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秋のトレンドカラーとの相性

秋は、カシスブラウンやラベンダーグレージュ、モカブラウンなど、艶と深みを感じさせるヘアカラーが人気を集める季節です。

こうしたトレンドカラーは、髪の表面に凹凸やダメージがあると、色ムラが出たり艶感が出にくくなったりすることがあります。

 

酸熱トリートメントや縮毛矯正で髪の内部を整えておくことで、カラーの発色や持ちが良くなりやすく、トレンドカラーの透明感や艶をより美しく引き出すことができます。

うねりや広がりが気になる方は、カラーチェンジのタイミングにあわせて髪質を整えておくのもおすすめです。

 

施術にかかる時間と頻度の目安

酸熱トリートメントは、髪の長さにもよりますが1回あたり1時間半~2時間程度で完了することが多く、比較的気軽に取り入れやすい施術です。

効果を長持ちさせたい場合は、1~2ヶ月に一度のペースで継続すると、髪質が少しずつ底上げされていきます。

 

縮毛矯正は、髪の長さやクセの強さによって2時間~4時間程度かかることが多く、根元の伸びに合わせて3~6ヶ月に一度のペースで受ける方が一般的です。

伸びてきた根元だけをリタッチする方法もあるため、毛先のダメージを最小限に抑えながら継続することも可能です。

 

どちらも髪の状態によって施術時間や頻度は変わってくるため、カウンセリング時に自分の髪質やライフスタイルに合わせたペースを相談してみると良いでしょう。

忙しくて美容院に通う頻度を増やせないという方は、酸熱トリートメントと縮毛矯正を上手に使い分けることで、限られた時間でも効率よく髪質をキープすることができます。

 

施術後のダメージケアで気をつけたいこと

酸性トリートメントと縮毛矯正は、どちらの施術も熱と薬剤を使うため、施術後のホームケアが仕上がりの持続に大きく影響します。

特に以下のポイントに注意しましょう。

 

髪へのダメージを減らす

施術後2~3日はできるだけ髪を濡らさない、または結ばないようにしましょう。

この期間は髪内部で結合が安定していく大切な時間なので、できるだけ形を崩さないようにすることが大切です。

 

トリートメントでケア

洗い流さないトリートメントで髪内部の水分・油分バランスを補うのもおすすめです。

特に毛先は乾燥しやすいため、重点的になじませるのがポイントです。

 

アイロンやコテは最低限

高温のアイロンやコテの使用は必要最低限にとどめましょう。

使用する場合は耐熱ミストなどであらかじめ髪を保護しておくと安心です。

 

髪にやさしいケア用品を使う

洗浄力の強すぎるシャンプーは避け、髪質に合ったケア用品を選びましょう。

特に、アミノ酸系など、髪にやさしい洗浄成分のシャンプーを選ぶのがおすすめです。

また、就寝時は摩擦を減らすため、シルクやサテン素材の枕カバーを使うのも髪へのやさしいケアのひとつです。

 

せっかく整えた髪質も、日々のケア次第で持続期間が変わってきます。

サロンでの施術とホームケアを組み合わせることで、まとまりのある艶やかな髪を長くキープすることができます。

 

よくある質問と回答

Q.酸熱トリートメントで強いクセも伸びますか?

A.酸熱トリートメントはうねりをやわらげてまとまりやすくすることを得意としていますが、強いクセを完全にまっすぐにする力は縮毛矯正に比べると弱めです。

強いクセが気になる方は、縮毛矯正、または部分的な組み合わせをおすすめします。

 

Q.酸熱トリートメントと縮毛矯正、髪への負担が少ないのはどちらですか?

A.一般的には酸熱トリートメントの方が髪への負担は少ない傾向にあります。

ただし、髪の状態や薬剤の選定によっても変わるため、ダメージが気になる方は事前にしっかりカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

Q.縮毛矯正をした髪に酸熱トリートメントを併用しても大丈夫ですか?

A.はい、併用自体は可能です。

縮毛矯正でまっすぐに整えた髪に酸熱トリートメントでツヤやまとまりをプラスすることで、より満足度の高い仕上がりになりやすいケースもあります。

ただし、髪の状態や施術歴によっては併用が難しい場合があります。

施術の順番やタイミングについては、髪の状態を見ながらご提案いたしますので、まずは美容師にご相談ください。

 

Q.酸性トリートメントと縮毛矯正は、カラーと同時に受けられますか?

A.髪の状態によっては同日での施術が難しい場合もあります。

特に縮毛矯正とカラーを同時に行うと髪への負担が大きくなりやすいため、日を分けての施術をおすすめするケースもあります。

カウンセリング時に最適な順番をご案内しますので、まずは美容師にご相談ください。

 

Q.効果を実感しやすいのは、酸性トリートメントと縮毛矯正のどちらですか?

A.クセの強さやダメージの状態によって異なりますが、強いクセをしっかり伸ばしたい方は縮毛矯正の方が変化を実感しやすい傾向があります。

一方、髪の質感やツヤ感の変化を求める方には、酸熱トリートメントの効果を実感しやすい方が多いです。

 

Q.酸熱トリートメントは何歳ぐらいの方に人気ですか?

A.幅広い年代の方に選ばれていますが、特に30~40代の方からのご相談が多い施術です。

加齢によるパサつきやうねり、ハリ・コシの低下が気になり始める年代と重なることが、人気の理由のひとつと考えられます。

 

Q.白髪染めをしている髪でも酸熱トリートメントや縮毛矯正は施術できますか?

A.はい、白髪染めをしている髪でも酸熱トリートメントや縮毛矯正は施術いただけます。

ただし、カラーの履歴やダメージレベルによって薬剤や工程を調整する必要があるため、事前のカウンセリングで髪の状態を詳しく確認することが大切です。

 

酸熱トリートメント・縮毛矯正で艶髪を実現

酸熱トリートメントと縮毛矯正は、どちらも髪のうねりや広がりに悩む方に人気の施術ですが、目的や仕組み、向いている髪質は異なります。

強いクセをしっかり伸ばしたい方には縮毛矯正、髪質そのものを内側から整えてツヤとまとまりを出したい方には酸熱トリートメントが向いています。

自分の髪質や理想の仕上がりに合わせて、どちらが最適か迷ったときは、ぜひ一度プロの髪質診断を受けてみてください。

 

大切なのは、「クセを伸ばすこと」自体を目的にするのではなく、日々のスタイリングがしやすく、自分らしく過ごせる髪をつくることです。

エクラートでは、仕上がりのイメージやライフスタイル、髪へのダメージの許容度などを丁寧にカウンセリングでお伝えいただければ、お一人おひとりに合った施術方法をご提案いたします。

それぞれの特徴を理解したうえで施術を選ぶことが、秋冬も扱いやすく美しい髪を保つための第一歩です。

 

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東京で縮毛矯正や髪質改善をお考えの方は、お近くの以下のサロンもぜひチェックしてみてください。

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AUTHOR

南

ダメージレス縮毛矯正を追求探求し『綺麗になれない』と諦めている女性を救うことを最重要にしている。また、イメージチェンジやショートカット技術に定評があり、Instagramなどで実際のお客様ビフォーアフターを投稿している。リアルな投稿を見て来店するご新規のお客様たちが後を絶たない。