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水素カラーってどんなカラー? | 白髪が減るメカニズムについて

近頃よく耳にする「水素」とは、いったい何なのでしょうか。辞書を引けば、原子番号1番の元素とありますが、なかなかイメージしにくいですよね。水素サプリ、水素エネルギー、水素水など、現代では水素を使ったさまざまなアイテムがあり、何となく良いものだという認識は広まっています。ただし、具体的にどんなメリットがあるのかはわからないという方も多いのではないでしょうか。

水素の力を使ったヘアカラー「水素カラー」もそのひとつ。近年では水素カラーを積極的に取り入れる美容室も増えてきました。一方で、「良さそうだけど、どういうものなのかよくわからない」、「自分にメリットはあるのだろうか」と、水素カラーについて知らないために利用していないというお客様も多いようです。

結論から言うと、水素カラーは白髪やダメージヘアを防ぎ、髪や頭皮に潤いを与える効果が期待できるヘアカラー。特に、白髪などのエイジング、ヘアカラーなどによるパサつきといった悩みを抱える方におすすめです。

白髪やダメージにアプローチする水素カラーとはどのようなものなのか。水素カラーの仕組みや特徴について、チェックしていきましょう。

 

髪の老化原因と活性酸素

水素ケア

多くの人が抱える悩みのひとつが白髪。エイジング以外にも、ストレスやダメージによっても白髪が発生すると言われています。そのポイントとなるのが「活性酸素」。耳慣れない言葉ではありますが、白髪を増やす原因のひとつであると言われています。

白髪はどうやってできるのか。なぜ活性酸素がかかわってくるのか。

白髪ができる仕組みやアプローチ方法をご紹介します。

 

白髪はどうやってできるの?

 

私たちの髪の毛は、毛母細胞と呼ばれる細胞でできています。元々、この毛母細胞は白髪の状態。毛母細胞の隣にある色素細胞(メラノサイト)から分泌されるメラニン色素が髪(毛母細胞)の内部に取り込まれることで、黒い髪が作られています。

白髪ができるのは、加齢などによって色素細胞が衰え、メラニン色素の生成が行われなくなってしまうことが原因であると考えられています。

 

加齢のほかに白髪の原因になると考えられているのが、活性酸素です。

活性酸素とは、他の物質を酸化させる性質を持つもの。呼吸をして酸素を体内に取り入れる以上、人間の体の中に必ず存在しています。白髪の原因と言うと悪者のように感じられますが、体内に入ったウイルスや細菌などを撃退する役割も果たしています(善玉活性酸素)。ただし、体内に活性酸素が増えすぎると、老化を早めたり健康な細胞まで攻撃したりと、体に悪影響を及ぼす恐れがあるのです(悪玉活性酸素)。

 

白髪の発生については、この悪玉活性酸素の増えすぎが影響しています。増えすぎた悪玉活性酸素によって、髪を黒くするための色素細胞が攻撃されてしまうと、うまくメラニン色素が生成されず白髪の原因となってしまうのです。

白髪だけではありません。髪を形成する毛母細胞が攻撃されれば、健康な髪が生育される機能が低下。抜け毛やハリ・コシの無い髪になるなど、さまざまな悪影響を受けてしまいます。つまり、髪の老化・ダメージ対策には悪玉活性酸素を抑えることが必要なのです。

白髪の原因

 

活性酸素が増えるのはなぜ?

 

活性酸素が増える原因としては、紫外線やストレス、タバコやアルコールといった生活習慣が影響しています。また、こうした生活の中で蓄積される以外にも、活性酸素はヘアカラーによって増えてしまうこともあるのです。

ヘアカラーでは、染色や脱色で使用するカラー剤を塗ることで悪玉活性酸素が発生します。またヘアカラーでは活性酸素が髪や頭皮が残りやすく、それらはやがて最も有害とされる活性酸素「ヒドロキシラジカル」に変化。ヒドロキシラジカルは強い性質を持ち、髪の老化を進めるばかりか除去しにくいという厄介な存在です。カラーリング自体は綺麗にできても、髪や頭皮に残留したヒドロキシラジカルが細胞を攻撃し、髪自体は老化してしまうのです。カラーをすると白髪が増えると言われるのは、カラー剤に含まれる活性酸素(ヒドロキシラジカル)による影響と言えるでしょう。

 

抗酸化対策には「水素」!

 

活性酸素が増えることは、白髪やダメージヘアの原因となります。つまり、エイジング・ダメージ対策に重要なのは、活性酸素を取り除くこと。いわゆる「抗酸化」対策です。

日常生活でのさまざまなストレスによって蓄積されてしまう活性酸素。白髪やダメージにつながる活性酸素を除去するための方法にはどんなものがあるのでしょうか。

 

自分でできる抗酸化方法は?

 

日常的にできる対策としては、紫外線、ストレス、タバコや過度なアルコールといった、活性酸素を増やすとされている行動を避けるなど、生活習慣の改善。また、抗酸化物質であるポリフェノールやビタミンを含む食べ物を適度にとるのも良いでしょう。

 

では、ヘアケアとしての抗酸化対策は何ができるでしょうか。原因となるヘアカラーをやめるのは、なかなか現実的ではないですよね。ヘアカラーでおしゃれを楽しみつつ、活性酸素を取り除くことができる方法。そのひとつとして挙げられるのが「水素カラー」です。

 

なぜ水素に抗酸化作用があるの?

 

実は、抗酸化のキーとなるのが水素。近年では、水素水や水素カプセルなど、体内の悪玉活性酸素を取り除くことを目的としたケアやアイテムも増えています。

ではなぜ水素に抗酸化作用があるのでしょうか。それは、老化を促進する悪玉活性酸素と水素は結合することで水になるという性質を利用しているから。つまり、有害なヒドロキシラジカルを水素とくっつけて無害化、水として流してしまおうというものです。

水素カラーは、こうした性質を利用して作られたヘアカラーです。

悪玉活性酸素を取り除く

水素カラーで白髪・ダメージ対策!

 

仕組みはわかったけれど、水素カラーを使うと具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ECLARTで扱う水素カラーのメリットやおすすめしたいケースをご紹介します。

 

活性酸素を除去しながらツヤ髪を実現

 

水素カラーは、カラーしながら水素のメリットも得られるというヘアカラーです。先に述べたように、通常のヘアカラーは活性酸素を増やす原因にもなるもの。しかし水素ヘアカラーであれば、水素の力で老化・ダメージを防ぎながらカラーリングすることができます。また、先に述べたように水素と活性酸素が結びつくと水を生み出す性質があるため、髪にうるおいやツヤを与えてくれる点もポイントです。

 

水素カラーにもさまざまな種類がありますが、ECLARTでは水素パウダーをカラー剤に混ぜて使用するタイプのものを扱っています。クリーム状のカラー剤に水素パウダーを混ぜると水素が発生。モチモチとした見た目のカラー剤ができあがります。

 

効果以外の特徴として挙げられるのは、カラー剤独特の匂いが少ないことや、塗布した際の刺激が少ないこと。カラー剤は薬剤である以上、どうしてもツンとした匂いがしたり、塗ったときに頭皮にしみたりすることがあります。匂いや刺激が苦手な方も多いのではないでしょうか。個人により感じ方は異なりますが、水素カラーはこうした匂いや刺激が少ないのが嬉しいポイントです。従来のカラーは匂いや痛みが気になるという方にも、水素カラーはおすすめです。

細胞レベルでケア

水素カラーのメリットとは?

 

髪にとって有害な活性酸素を洗い流す水素カラーには、具体的には以下のようなメリットが期待できます。

 

・白髪・抜け毛といったエイジングによる悩みの軽減

・ツヤ髪・うるおいアップ

・色持ちが良い

・カラーリング時の匂いや刺激が少ない

 

白髪や抜け毛といった悩み、にアプローチするというのは、先に述べた通り。水素を含んだ水素カラーによって、白髪等の原因となる活性酸素を除去して髪の老化を防ぎます。また、水を生む特性から、髪や頭皮にうるおいも与えてくれます。さらに、髪に優しい水素カラーは傷んだキューティクルを戻してくれるので、髪の土壌が良くなりカラーの色持ちも良くなることが期待できます。

※効果や感じ方については個人差がありますので、必ずしも効果をお約束するものではありませんのでご注意ください。

水素カラーをおすすめしたい人とは?

 

基本的にはどんな方にもおすすめできる水素カラーですが、特に試していただきたいのは、白髪・抜け毛やダメージヘアの悩みをお持ちの方です。

既に白髪や抜け毛が多い方であっても、きちんとケアをすることで改善されることもあります。髪や頭皮の酸化を食い止めることは、髪の老化・ダメージ防止策としては大切なこと。

また、まだ白髪が出ていないという方の予防対策としてもおすすめです。水素カラーは単なるヘアカラーではなく、髪を美しく保つケアのひとつと言えます。早めの対策・予防として水素カラーを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

ECLARTの水素カラーは、通常のカラー価格にプラス3,000円(税込)でご利用いただけます。細胞レベルで髪のケアをして、若々しく美しい髪を目指しましょう。ご興味のある方は、ぜひECLARTへお問い合わせください。